======================================================================== Insight Masking 3.7.4 リリースノート 2024年10月11日 ======================================================================== 本リリースノートには Insight Masking の最新の情報が記載されています。 == 本リリースノートの目次 == 1. Insight Masking 3.7.3 からの機能追加 2. Insight Masking 3.7.3 からの仕様変更 3. Insight Masking 3.7.3 からの不具合修正 4. 個別パッチで実施した過去の不具合修正 5. 制限事項 6. 注意事項 7. ドキュメント一覧 8. 対応環境 9. 商標および著作権 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1. Insight Masking 3.7.3 からの機能追加 1-1. プロジェクトのインポート成功時のメッセージを表示するようにしました。(#1288) 1-2. サーバー初回起動時、サーバーが起動するまで「起動中」のメッセージを表示するように しました。(#1293) 1-3. マスキング失敗時に、マスキング処理を終了するか、可能な限り処理を継続するか のオプション設定を追加しました。(#1294) 1-4. マスキング処理失敗時にエラーが発生したテーブル情報をまとめてログに出力するようにしました。 (#1300) 2. Insight Masking 3.7.3 からの仕様変更 2-1. WebAPI設定時、エンドポイントカラム名に半角英数字のみ入力可能に変更しました。(#1292) 2-2. Oracle DatabaseのDBマスキングにおけるRECYCLEBINについて、drop table時にpurgeするように 内部にオプションを追加しました。(#1285) 2-3. 脆弱性対応のため、Oracle Linux 8.9からOracle Linux 8.10へアップデートしました。 3. Insight Masking 3.7.3 からの不具合修正 3-1. 無効な制約やリレーションを含むデータを持つエクスポートファイルをインポートできない 不具合を修正しました。(#1282) 3-2. 無効な制約やリレーションを含むデータを持つプロジェクトをコピーできない不具合を修正 しました。(#1291) 3-3. Dockerのネットワークの競合により、システム移行に失敗する不具合を修正しました。(#1289) 3-4. フリーテキストマスキングのAIラベル設定を変更後、OKボタンが有効化されない不具合を 修正しました。(#1298) 3-5. システム移行後、SQLServerのDB登録時に発生するMSSQL libが見つからない不具合を修正 しました。(#1299) 3-6. テンプレート選択時に、スクロールでテンプレートを追加読み込み後に、ソートを実行すると テンプレートが正しく読み込まれない不具合を修正しました。(#1303) 3-7. テンプレート選択時に、小数マスキングの設定で最小値-最大値を選択した場合のオプションの 変更が反映されない不具合を修正しました。(#1304) 3-8. 整数マスキングの設定で最小値-最大値を選択した場合の最小値の数値に範囲外の値が設定できて しまう不具合を修正しました。(#1305) 3-9. プロジェクトコピー時に、カスタムマスキングが設定されている場合、コピー先のプロジェクトで マスキング設定のパラメータに「CPPファイルが見つかりません」と表示される不具合を修正 しました。(#1306) 3-10. 複数のユーザーで使用しているパブリックテンプレートをコピーすると「cppファイルが見つかり ません」と表示される不具合を修正しました。(#1307) 3-11. フリーテキストマスキングにおいて、ラベルエディター表示時にUndefined indexのエラーが表示 される場合がある不具合を修正しました。(#1316) 3-12. WebAPIマスキングにおいて、APIキーの有効/無効ボタンが機能していない不具合を修正しました。 (#1317) 3-13. フリーテキストマスキングにおいて、AIラベルを追加しても反映されない場合がある不具合を修正 しました。(#1318) 3-14. Oracle DatabaseのDBマスキングにおいて、NVARCHAR2型のカラムのマスキング時にORA-01406が 発生する不具合を修正しました。(#1308) 3-15. Oracle DatabaseのDBマスキングにおいて、VARCHAR2型のカラムのマスキング時にORA-01406が 発生する不具合を修正しました。(#1319) 4. 個別パッチで実施した過去の不具合修正 4-1. ソースデータのプレビュー表示を無効にしてもログにプレビューの情報が出力されてしまう不具合 を修正しました。(#1309) 5. 制限事項 5-1. SQL ServerのNCHARまたはNVARCHAR型のデータに対してマスキングを行う場合には、 プロジェクトの文字コードはUTF-8(Shift_JIS 互換)のみに対応しています。 5-2. データベースのNumber型にクレジットカード番号アルゴリズムは対応していません。 今後のバージョンで対応予定です。 5-3. Qlik Replicateとの連携時は、カスタムマスキング、フリーテキストマスキング を利用することはできません。 5-4. Shift_JISを用いたプロジェクトにおいてカスタムマスキングで除外設定を行う場合は、 除外対象を辞書ファイルに設定して指定する必要があります。 5-5. EBCDIC(CP930, CP939)を用いたプロジェクトにおいて、改行文字は「LF(0x15)」および 「CRLF(0x0D15)」のみに対応しています。 5-6. Shift_JISおよびShift_JIS(IBM漢字)を用いたプロジェクトにおいて、JIS X 0208に含まれず、 JIS X 0213のみに含まれる文字が存在する場合にAIラベル解析が正しく動作しません。 5-7. 出力文字設定で設定可能な文字コードは、UTF-8、UTF-8(Shift_JIS互換)、Shift_JIS、 Shift_JIS(IBM漢字)です。EBCDIC(CP930)、EBCDIC(CP939)は設定できません。 5-8. 出力文字設定は、マスキング設定の[プレビュー]には反映されませんが、マスキング結果の 出力ファイルには影響ありません。 6. 注意事項 6-1. マスキング対象(ソースタイプ)により対応している文字コードが異なります。 詳細は、『Insight Masking 3 設定マニュアル』の「3.序説」を参照してください。 6-2. データベースに対してカスタムアルゴリズムを適用する場合には、関数の戻り値を 対象カラムの型と一致させる必要があります。 6-3. CSV/Parquetファイルのマスキングで、型が合わないアルゴリズムを選択した場合に、 予期せぬ動作をすることがあります。 7. ドキュメント一覧 http://<インストール先のホスト名 or IPアドレス>/manual/index.html 8. 対応環境 Insight Masking ManagerはVMware ESXiで動作する仮想アプライアンスとして、または EC2インスタンス/Azure Virtual Machineとして起動してご使用いただくことができます。 * Insight Masking - VMware ESXi 6.7/7.0/8.0 - VMware Workstation Pro 16 - Amazon EC2 (t3.medium 以上を推奨) ※AWS Marketplace版についてはお問い合わせください。 - Azure Virtual Machines ※Azure Marketplace版についてはお問い合わせください。 9. 商標および著作権 Insight Masking、Insight Asirは株式会社インサイトテクノロジーの登録商標です。 Amazon EC2、AWS Marketplaceは、米国および/またはその他の諸国における、 Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。 Azure、SQL Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における 登録商標、または商標です。 OracleはOracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国に おける登録商標です。 Qlik Replicate™は、QlikTech International ABの米国およびその他の国における 登録商標、または商標です。 VMware、VMware ESXi、VMware Workstation Proは、米国およびその他の地域における Broadcomの登録商標または商標です。 Dockerは、Docker, Inc. の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。 その他の社名および製品名は、それぞれの会社の商標です。 なお、本文中には(tm)、R マークは明記しておりません。 -------------------------------------------------------------- (c) 1995 Insight Technology, Inc.