======================================================================== Insight Masking 3.7.3 リリースノート 2024年5月15日 ======================================================================== 本リリースノートには Insight Masking の最新の情報が記載されています。 == 本リリースノートの目次 == 1. Insight Masking 3.7.1 からの機能追加 2. Insight Masking 3.7.1 からの仕様変更 3. Insight Masking 3.7.1 からの不具合修正 4. 個別パッチで実施した過去変更点 5. 制限事項 6. 注意事項 7. ドキュメント一覧 8. 対応環境 9. 商標および著作権 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1. Insight Masking 3.7.1 からの機能追加 1-1. 画面上に表示するエラーメッセージからエラーの詳細を確認できるようになりました。(#1273) 2. Insight Masking 3.7.1 からの仕様変更 2-1. 管理者画面のオプション設定画面において、レイアウトを変更しました。(#1249) 2-2. WebAPI機能においてデフォルトのポート番号を6080に変更しました。(#1272) 3. Insight Masking 3.7.1 からの不具合修正 3-1. Insight Asir NERが登録されていない状態でWebAPI機能を有効にした際にner.confが存在 しないエラーログが出力され続ける不具合を修正しました。(#1276) 3-2. WebAPI機能にてエンドポイントのコピーボタンより取得できるパスが誤っている不具合を修正 しました。(#1275) 3-3. WebAPI機能を選択したプロジェクトでマスキング実行を行うと、エラーがログに表示される 不具合を修正しました。(#1274) 3-4. 管理者画面のオプション設定画面において再起動時に一部プロセスが起動しない不具合を修正 しました。(#1270) 3-5. Oracle、SQL Serverのマスキング順序が変わる問題を修正しました。(#1277) 3-6. サーバー再起動時のジョブが中断された場合にステータス更新ができない不具合を修正しまし た。(#1271) 3-7. OSアップデートによるDocker Composeコマンドのバージョン差異による不具合を修正 しました。(#1280) 4. 個別パッチで実施した過去変更点 4-1. 3.4.2で、PostgresおよびMySQLのダンプファイルマスキングにおいて、 登録済みテーブルが削除されたダンプデータの更新に対応しました。(#1236) 4-2. 3.4.3で、PostgresおよびMySQLのダンプファイルマスキングにおいて、 分割テキストマスキングの設定によってまれにクラッシュするケースを修正しました。 4-3. 3.4.4で、SQL ServerのIDENTITY制約を含むテーブルのマスクに対応しました。 4-4. 3.4.4で、SQL Serverのマスキングにおいて、DBからのプリフェッチサイズを調整するパラメータとして、 FetchRowCountを追加しました。 4-5. 3.4.4で、マスクテンプレートの参照数の自動計算処理について、自動・手動の切り替え機能を追加し、 クエリパラメータを最適化しました。 4-6. 3.4.4で、textアルゴリズムのkeep_typeについて、アルゴリズムを更新し、短いマスク対象についてごく稀に マスク結果が衝突する可能性がある問題を修正しました。 5. 制限事項 5-1. SQL ServerのNCHARまたはNVARCHAR型のデータに対してマスキングを行う場合には、 プロジェクトの文字コードはUTF-8(Shift_JIS 互換)のみに対応しています。 5-2. データベースのNumber型にクレジットカード番号アルゴリズムは対応していません。 今後のバージョンで対応予定です。 5-3. Qlik Replicateとの連携時は、カスタムマスキング、フリーテキストマスキング を利用することはできません。 5-4. Shift_JISを用いたプロジェクトにおいてカスタムマスキングで除外設定を行う場合は、 除外対象を辞書ファイルに設定して指定する必要があります。 5-5. EBCDIC(CP930, CP939)を用いたプロジェクトにおいて、改行文字は「LF(0x15)」および 「CRLF(0x0D15)」のみに対応しています。 5-6. Shift_JISおよびShift_JIS(IBM漢字)を用いたプロジェクトにおいて、JIS X 0208に含まれず、 JIS X 0213のみに含まれる文字が存在する場合にAIラベル解析が正しく動作しません。 5-7. 出力文字設定で設定可能な文字コードは、UTF-8、UTF-8(Shift_JIS互換)、Shift_JIS、 Shift_JIS(IBM漢字)です。EBCDIC(CP930)、EBCDIC(CP939)は設定できません。 5-8. 出力文字設定は、マスキング設定の[プレビュー]には反映されませんが、マスキング結果の 出力ファイルには影響ありません。 6. 注意事項 6-1. マスキング対象(ソースタイプ)により対応している文字コードが異なります。 詳細は、『Insight Masking 3 設定マニュアル』の「3.序説」を参照してください。 6-2. データベースに対してカスタムアルゴリズムを適用する場合には、関数の戻り値を 対象カラムの型と一致させる必要があります。 6-3. CSV/Parquetファイルのマスキングで、型が合わないアルゴリズムを選択した場合に、 予期せぬ動作をすることがあります。 6-4. 初回起動時、初期化処理中のためにエラーメッセージが表示される場合があります。 その際は数分後に画面を更新してください。 7. ドキュメント一覧 http://<インストール先のホスト名 or IPアドレス>/manual/index.html 8. 対応環境 Insight Masking ManagerはVMware ESXiで動作する仮想アプライアンスとして、または EC2インスタンス/Azure Virtual Machineとして起動してご使用いただくことができます。 * Insight Masking - VMware ESXi 6.7/7.0/8.0 - VMware Workstation Pro 16 - Amazon EC2 (t3.medium 以上を推奨) ※AWS Marketplace版についてはお問い合わせください。 - Azure Virtual Machines ※Azure Marketplace版についてはお問い合わせください。 9. 商標および著作権 Insight Masking、Insight Asirは株式会社インサイトテクノロジーの登録商標です。 Amazon EC2、AWS Marketplaceは、米国および/またはその他の諸国における、 Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。 Azure、SQL Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における 登録商標、または商標です。 OracleはOracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国に おける登録商標です。 Qlik Replicate™は、QlikTech International ABの米国およびその他の国における 登録商標、または商標です。 VMware、VMware ESXi、VMware Workstation Proは、米国およびその他の地域における Broadcomの登録商標または商標です。 Dockerは、Docker, Inc. の米国およびその他の国における登録商標、または商標です。 その他の社名および製品名は、それぞれの会社の商標です。 なお、本文中には(tm)、R マークは明記しておりません。 -------------------------------------------------------------- (c) 1995 Insight Technology, Inc.