ドキュメント情報
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概要[ISM] Oracle HTTP Server の SSL 設定 (文書番号 00342) を適用した環境でOverview へのアクセス時に証明書エラーが発生する場合の対処について (Windows) |
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内容自己署名証明書を作成してブラウザに登録しておくことで、エラーの発生を回避することが 可能です。 *証明書作成スクリプトの実行には、windows版のopensslが必要になります。 以下からダウンロードしてISMの環境にインストールしてください。 http://slproweb.com/products/Win32OpenSSL.html <手順> 1.環境変数の設定を修正します。以下2つにパスが通るようにします。 openssl orapki (1)スタート->コントロール パネル->システムとセキュリティ->システム-> システムの詳細設定->環境変数 より環境変数の設定画面を開きます。 (2)システム環境変数のPATHにインストールした以下の2つのパスを追記します。 =========================================================== opensslのインストールフォルダ\bin ORACLE_HOME\bin (例)C:\OpenSSL-Win64\bin;C:\Insight\ISM\oracle\dbhome_1\bin; =========================================================== 2.画面上部の関連情報より、「mkwallet11g.bat」をダウンロードし 解凍したファイルを 作業用フォルダに配置します。ここでは作業用フォルダをc:\tempとします。 3.証明書を作成します。ターミナルクライアント(コマンドプロンプト)を起動し スクリプトを実行してください。起動後ドメインの入力を求められます。 =========================================================== c:\temp\mkwallet11g.bat 作業用フォルダのパスを入力してください。c:\temp =========================================================== 4.証明書の作成を開始するか確認を求められます。 作成する場合はYを、作成せずに終了する場合はNを入力してください。 =========================================================== 作業用フォルダにウォレットを作成します。よろしいですか?(Y/N) y =========================================================== 5.証明書の作成が終了すると、ファイル名が2つ表示されます。 正常に作成されたか確認してください。 =========================================================== c:\temp\wrl\ewallet.p12 c:\temp\wrl\cwallet.sso =========================================================== 6.上記5.で確認したファイルを、スクリプト実行時に表示されたフォルダへ コピーします。 =========================================================== (例) 以下、2つのウォレットをc:\home\piso\insight\ohs\Apache\Apache\conf\ssl.wlt\default\へコピーしてください。 このディレクトリは ssl.conf の SSLWallet ディレクティブに指定してあるデフォルト値です。 また、ewallet.p12 コピー先のディレクトリに ewallet.p12 が存在する場合はバックアップ用にリネームしてください。 =========================================================== 7.Oracle HTTP Server(Apache)を再起動します。 =========================================================== > istctl downsslapache > istctl upsslapache Oracle HTTP Server(Apache)が起動したことを確認します。 > istctl status 8.hostsファイルをエディタで開き、以下のようにドメインを記入します。 =========================================================== (例) <PISO ISMのIPアドレス>www.piso.com =========================================================== 9.ブラウザへ以下を入力して接続します。 https://<2.で入力したドメイン名>:<SSL.confに記載されているport番号>/piso/ アクセスすると、ブラウザのアドレス欄が赤く反転し、「証明書のエラー」と表示されます。 (1)アドレス欄の右横に表示された[証明書のエラー]という部分をクリックします。 (2)クリックすると、「証明書は信頼できません」というダイアログが表示されます。 一番下にある[証明書の表示]ボタンをクリックしてください。 (3)[証明書]ダイアログが表示されるので、[全般]タブの[証明書の情報]を参照します。 (4)発行先と発行者の欄に以下が表示されることを確認し、[証明書のインストール]ボタンをクリックしてください。 www.piso.com 10.[証明書のインポートウィザード]ダイアログが表示されます。 [次へ]ボタンをクリックします。 11. [証明書ストア]の選択ダイアログで「証明書をすべて次のストアに配置する」を選択し、 [参照]ボタンをクリックします。 [証明ストアの選択]ダイアログが表示されるので、「信頼されたルート証明機関」を選択し、 [OK]ボタンをクリックします。 元の選択ダイアログに戻るので、[次へ]ボタンをクリックしてください。 12. [証明書のインポートウィザードの完了]ダイアログで[完了]ボタンをクリックします。 [セキュリティ警告]ダイアログが表示されるので、[はい]ボタンをクリックしてください。 インポート終了後は全てのダイアログを閉じ、ブラウザを再起動してください。 これで、自己署名証明書の認証局が「信頼されたルート証明機関」としてブラウザに登録されます。 13. 手順7.と同様にブラウザへ以下を入力して接続します。 https://<2.で入力したドメイン名>:<SSL.comfに記載されているport番号>/piso/ ログイン画面を表示した時、ブラウザのアドレス欄の右横に鍵型のアイコンが表示されれば、 以後は Overview を閲覧する度に証明書のエラーが発生することはありません。 |
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履歴2014/11/18 本文書を公開 2018/01/16 関連情報URL一部変更 2019/06/07 SSL設定の文書見直し |
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